2012年1月6日

1月にさい帯血移植を予定している患者がいます。
ひと月程前の一時退院の時主治医は

「あなたは逝く人だから後の整理はできているのか」

と送り出しました。
患者の心は折れてしまいました。
わらにもすがる思いでわらより軽い私に移植の是非を問いかけてきました。

私は最初患者の聞き違い、意味の取り違えと思い対処しましたが、
調べてみると患者の説明通りの様でした。

医療者の暴言に苦しむ患者の相談はたくさん沢山あります。
悔しいですが患者故の立場の弱さに涙をのむ事も多いです。

しかし今度ばかりは黙りません。
私はこの暴言をパワーハラスメントと位置付けます

この病院の移植担当医は、さい帯血移植も多数手掛けており、
この患者の移植に対してもプラスの感触を持って準備されている様です。

では主治医の発言は何なのか、それこそがパワハラです。
辛い抗がん剤治療を乗り越え、生死をかけてもっと辛い移植に臨む、
患者自身の生きる力を私は追いかけます。

☆有田美智世☆

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